THE V-CITY AZABU-JUBAN PLACE

商業用テナントビルとして建築主の要望に沿い、意匠性と事業性を兼ね備えた建築を目指し計画しました。
敷地は麻布十番の環状線沿いの角地で、視認性が高い立地です。
「麻布十番らしさ」と「商業ビルの冗長性」をコンセプトとし、新しいテナントビルの在り方を検討しました。

デザインのポイント
１．麻布商店街の賑わいを呼び込むテラス面と、六本木エリアの流れを受け止めるガラスカーテンウォール面による、地域の特徴を表現した二面性のあるファサード。
２．コロナ禍以降に需要の高まった屋外テラスを設置し、賑わいの創出とリーシングのしやすさを両立したビルデザイン。
３．木庇を大きく斜めに跳ね出すことで構築した、自然と仰ぎ見るフォーカルポイント。