太陽の子上中里保育園

御神木に見守られた保育園
太陽の子上中里保育園は東京都北区上中里の平塚神社境内に、定員70名の保育園として新設されました。
敷地は北区の保存樹林にも指定される境内の一角にあり、周辺は住居、製紙工場、公民館などが混在しています。
埋蔵文化財保護の観点から建物重量を抑えるために木造2階建とし、既存樹木の伐採を最小限に抑え、参道との景観的繋がりを考慮した配置計画としました。
外壁は歴史ある社殿や、うっそうと茂る樹林との関係を考慮し、シンプルかつ存在感のある外壁を実現できるシーリングレス工法による平形壁用スレートを採用しました。
玄関には園児たちを優しく迎え入れる庇を設置し、軒裏は垂木と野地板を現し、力強い自然に負けない凛とした表情の建物を目指しました。