メイコン佐千原２号倉庫

一宮営業所の敷地内にあった、旧寮などの建物を解体したエリアに新たに計画した倉庫であり、既存倉庫の南側に接続させる形で増築を行いました。
平面的には87m×77mとほぼ正方形に近い形を、防火区画壁で大きく６区画に分け、各区画間は防火シャッター及び防火戸で接続しています。建物中央部分には垂直搬送機を6基（積載荷重2t×2基、1t×4基）及び荷物用エレベーター2基（積載荷重3.5t）を設置し、上下の搬送能力強化を行いました。
搬出入を行うバースは、虫の侵入対策や、夜間作業時の近隣への影響を考慮し、一部を屋内型とし、高速シートシャッターを設置しました。
梁下高さは可能な限り高く、1階で7.5ｍ、2階で7.1～7.8ｍを確保、床耐荷重は1階で3t/㎡、2階で2t/㎡を確保し、様々な荷主・荷物への対応を考慮しています。