桜川市岩瀬総合体育館
「公園に降り立ったUFO」をイメージしながらコンクリート打放しの四角の柱にメーンアリーナの大屋根を浮かせています。屋根は、立体トラス、ステンレスRT工法とコンペ時のイメージを崩さないような工法の選択、細部の納まりを検討しました。コンクリート打放し部分については、施工会社とも品質を上げるべく各地の施工例、資料(名古屋事務所)による勉強会を重ねレベルの高い仕上がりとなりました。
新しい工法を取り入れることは、コストアップにつながり全体予算を考慮しながらの設計となりました。 エントランスは、CWでなくサッシと鉄骨の組合せ(多角形のサッシは、既成方立ての流用)、AL板及び鋼材の組合せによるキャノピーのデザイン設計。
体育館:バスケ2面・バレー3面、2階固定席:324席、1階:移動席設置342席、サブアリーナ
第8回茨城建築文化賞 優秀賞
第9回天井デザインコンテスト 入賞
名称 | 桜川市岩瀬総合体育館「ラスカ」 |
用途 | 体育館 |
所在地 | 茨城県桜川市岩瀬 |
施設の規模 | 4,614㎡ |
階数 | 2階 |
竣工 | 1994年 |