白十字看護専門学校
建物としての最大の特徴は、地震による津波発生時でも、周辺住民の方々、近接する白十字病院の通院・入院患者、車いす使用者等が、最高津波達成レベル8m以上となる3階へ直接アクセスできるよう外部にスロープを設けたことであり、建物の形状も、箱型で非常に安定感のある耐震性の高い建物となっています。
内部プランは、箱型の形状を活かした明快なプランとなっており、授業内容・使用目的に応じた明確なフロアごとのゾーニング計画を行いました。
内装については、看護学校という用途をふまえ、白を基調とした清潔感のある空間を目指し、また、ホールの中心となる丸柱や随所にアクセントカラーを取り入れたり、開口を多く設けることで、学校らしい明るい空間となるよう心がけました。
名称 | 白十字看護専門学校 |
用途 | 専修学校 |
所在地 | 茨城県神栖市 |
施設の規模 | 2,462.9㎡ |
階数 | 3階 |
竣工 | 2014年 |