みのりの里まるたき
2015年に完成した、社会福祉法人身延山福祉会「みのぶ荘」のサテライト施設「みのりの里いいとみ」の次作、2か所目の地域密着型特別養護老人ホームで、入所29人、ショートステイ9人の施設です。
集落の中の利便性の良い立地で、ホームとしての「住まい」と地域交流としての「集い」の場を提供することが目的です。
既存の地形をそのまま利用した玄関までのアプローチ空間を広く確保し、敷地の形状になじませた配置で、地域に溶け込ませた施設づくりとしました。
建物は、国内産の木材を使用した在来軸組工法の木造平屋建で、四つの「家」とその中心に地域交流ホールを配置しています。
天然の木材をあらわした玄関と地域を交流ホールは、高い天井とロフトのある開放的で豊かな空間づくりとし、ガラス張りで透明感を出し、地域に開かれ、人々の集いの場を演出しています。
各住戸(ユニット)には独立した玄関を設け、居間・食堂・キッチンと個室等の間取りで、個室前には、アルコーブを設け、プライバシーへの配慮とともに居住性を高めています。
名称 | 特別養護老人ホーム みのりの里まるたき |
用途 | 特別養護老人ホーム |
所在地 | 山梨県南巨摩郡身延町 |
施設の規模 | 1,368.84㎡ |
階数 | 1階 |
竣工 | 2016年4月 |