あいさんハウス・ぎふ

本物件は社会福祉法人愛燦会による2件目の障がい者のための施設であり、田園風景から養老山脈まで見渡せる開放的な敷地に、就労支援棟（鉄骨造 3階建 1棟）とグループホーム棟（木造 2階建 4棟）の計5棟で構成され同時竣工しました。
就労支援棟は日中の活動の場として就労継続支援Ｂ型施設、就労移行支援施設、生活介護施設、放課後等デイサービスの機能を有します。各機能をフロア単位で区切り、来客・利用者・職員の動線を分けることで、使いやすい施設を目指しました。
グループホーム棟は日常生活の場となるので就労支援棟と異なり、住宅としてのスケール感を大切にし、居間・食堂を南向きとすることで考慮しました。
外観は愛燦会のこれまでの施設のデザインを踏襲し、緑青色の屋根と白系の外壁としました。内部は明るい雰囲気となるようナチュラルカラーを採用し、日頃の使用でも壊れにくいよう頑丈にするための工夫を各所に施しました。また、統一感を持った外観の建物が同一敷地に複数建てられることにより、ひとつの町並みとして演出できるよう配慮しました。