水戸済生会総合病院
県内における有数な中核総合病院として計画された施設です。高度専門医療を提供できる施設として、中でも特に、消化器センター、周産期センター、総合健診センター、人工透析センター、緩和ケア病棟、地域救命救急センターなどの専門的機能の充実をはかり整備されてきました。
経営効率のよい集約型の病院づくりを目指し、度重なる病院の成長と変化にも十分にその機能を発揮し、現在は一日における外来者数 約1,200名に対応できる病院として計画されています。施設は、安全でやさしい環境となるようバリアフリーに徹し、季節の移り変わりが感じられる、できるだけ大きな開口を設け、心やすらぐ環境づくりに努めました。
2011年の東日本大震災では、周辺の医療施設が多大な被害を受け、診療機能を維持できない病院が出る中で、当病院は建物の破壊・破損などの被害がほとんどなく診療が維持できたと、地震に対して強固な設計であることを評価をいただいています。
名称 | 水戸済生会総合病院 |
用途 | 病院 |
所在地 | 茨城県水戸市 |
施設の規模 | 45,257㎡ 500床 |
階数 | 地上5階/地下1階 |
竣工 | 1984年、1995年、2009年 |